【息子の結婚に反対!!】~息子を不幸な結婚から守る方法~

息子さんが「結婚する」と紹介してきた相手がどうにも気に入らない。

離婚歴や子持ち、性格の悪さなど、どう考えてもこんな人と結婚したら息子は幸せになんてなれない!「なんとかこの結婚を思いとどまらせたい!」と願う時、母親は何をすればいいのでしょうか。

息子の結婚に反対する理由

世間の母親が息子の結婚に反対する理由は多きく分けて3つです。

①彼女の環境に問題

結婚に反対する理由

・離婚歴があり、子供がいる

・婿養子を希望している

・親の介護が必要

・借金がある

・仕事をしていない

・病気を患っている

彼女の性格や人柄の問題ではなく、彼女をとりまく環境が受け入れられなという場合です。

こういった問題を抱えている場合、息子さんが苦労することが目に見えているため、親としては「もっといい相手がいるだろう・・・」と思ってしまいます。

いくら彼女の問題とは言え、結婚すれば一緒に背負っていかなくてはなりません。親としては、身軽で問題のない人と幸せになって欲しいと願って当然です。

②彼女の性格や人柄に問題

結婚に反対する理由

・不愛想

・息子に対して横柄

・気遣いを知らない

・下品

・ガラが悪い

・態度が大きい

「いったい息子はこの人のどこを好きになったのか!?」とため息が出るような性格の悪い彼女。息子の奥さんには、明るくて、愛想が良くて、優しい人に来てもらいたいと願うのが親心です。

たくさんいる女性の中からこんな人を結婚相手に選んだ息子の趣味を疑いたくなります。

結婚は本人同士の問題とは言え、親である限り付き合いは必要です。それに何より、大切に育てた息子・・・。こんな人と結婚させるために育てたのではありません!

③合わない

結婚に反対する理由

・可愛くない

・話が合わない

・なんか好感が持てない

・前の彼女の方がよかった

彼女が悪いわけではない・・・けど、どうしても好きになれない!という母親は意外にも多いものです。

人間ですから、合う合わないもありますし、特に女性同士となると見る目は厳しくなり、こういった感情が湧くことはよくあることです。

母親が息子の結婚に反対する権利はある?

あなたが息子さんの結婚に反対する理由は①~③のどれにあてはまったでしょうか?もしかすると、どれかひとつではなく、複数、もしくは全部に当てはまるという方もいるかもしれません。

どの理由にせよ、母親にとっては結婚に反対する立派な理由です。

しかし、ここで考えてみたいのは「母親が息子の結婚に反対する権利があるのか」ということです。

「結婚をやめさせる」権利

当然のことながら、母親に息子の結婚をやめさせる権利はありません。親子と言えども別人格。全く別の存在です。母親がどれほど反対したところで、本人たちが結婚すると決めてしまえば、どうすることもできません。

「意思表示する」権利

結婚するということは、2人だけの問題ではなく、家族全体の問題です。何か理由があり結婚に反対の場合、その意思を伝える権利はもちろんあります。また、結婚した場合「付き合いは最小限しかしない」という選択肢ももちろん与えられています。

結婚をやめさせる権利はありませんが、「結婚に反対」という意思表示をする権利はあります。

「結婚を壊す」権利

結婚をどうしてもやめさせたい親が、探偵や興信所などを使って強引にわかれさせたり、手切れ金を積んで別れさせたり・・・。ということが稀にあります。私はドラマの世界でしか見たことがありませんが・・・。結婚をやめさせる権利がないから、強引な手口で結婚をぶち壊すというやり方です。これは確かに結婚をやめさせるのに有効な方法です。しかしこれは立派な人権侵害であり、息子さんから恨まれることになるでしょう。

断固として息子の結婚に反対する場合

結婚を強制的にやめさることは出来ないと分かっていても、それでもどうしても黙ってみていられない!という場合、結婚反対の意思表示としていくつかの方法があります。

あまりおすすめはしませんが、やるだけやってみてはいかがでしょうか。

①息子に「やめておけ」と言い続ける

母親に相当強い信頼を置いている場合や、自分でもちょっと不安に思っていた内容と同じだった場合、結婚を考え直すかもしれません。マザコン息子の場合、特に有効な方法です。

②結婚相手に意地悪をする

結婚相手に対して無視をしたり、意地悪な事を言ったりする方法です。THE女子!
これをして、息子があなたの肩を持った日には、大分高確率で破談となるでしょう。結婚が阻止できなくても、結婚後の離婚理由につながるはずです。

③情に訴える

自分の結婚相手を悪く言われると息子さんはきっと怒るはずです。そうなれば、結婚を阻止するなんて到底不可能です。だからここは・・・、悲しんだフリで情に訴えましょう。「いい子なんだけど・・・」「素敵な子なんだけど・・・」と。


息子の結婚に反対する方法はいくらでもありますし、成功する場合もあるはずです。しかし、98%は失敗します。

もし、失敗した場合、息子さんからの信頼は失墜し、将来のお嫁さんとなる結婚相手とはギクシャクし、「孫と過ごす楽しい老後」はまず訪れないことを覚悟しておきましょう。

今のあなたの行動によって、あなたの老後が決まると言っても過言ではありません。

あなたも気づいていない「反対」してしまう本当の理由。

あなたが反対しているのは「結婚相手」でしょうか?それとも息子さんの「結婚そのもの」でしょうか?

あなたは「結婚相手」に反対しているつもりでも、実は息子さんの「結婚自体」が気に入らないのかもしれません。

そうだとすれば、この結婚に反対し破談になったところで、あなたは同じことを繰り返すはずです。そうなれば、息子は一生独身のまま・・・という可能性も。

あなたが本当は何に反対しているのか、なぜ反対してしまうのか、その理由を探ってみましょう。

嫁姑は仲が悪くて当然

そもそも嫁姑とは犬猿の仲な存在です。ずっとずっと昔からそうなのです。赤の他人同士がある日突然「家族」になるのですから、拒絶反応が出て当然です。「仲良くしよう」と頑張りすぎたのではないですか?その反動が嫌いになってしまったのかもしれません。

息子をとられる悲しさ

「結婚相手の態度が気に入らない」という場合は、もしかするとこれが原因かもしれません。大切に育ててきた息子が自分のものではなくなり、この人のものになる・・・。そんな悲しさを感じてはいませんか?行き場のない悲しみを「結婚相手のあら探し」で誤魔化しているのかもしれません。

思い込み

「嫁とは」という理想や思い込みはありませんか?一歩引いて夫を立てる。そんな時代ではありませんし、子連れ再婚だって珍しくありません。また「性格が悪い」というのも思い込みで、腹を割って話してみると本当はいい人かもしれませんよ。一度思い込みは捨ててみてはいかがでしょうか。

疎外感

自分とはめったに話さない息子が結婚相手とは楽しそうに話している。そんな疎外感から結婚相手を嫌ってはいませんか?

ライバル心

結婚相手にライバル心を持っているのかもしれません。「料理が出来ない」「可愛くない」「愛想が悪い」など、自分が勝っていると思うところを攻撃してはいませんか?

息子の結婚を受け入れる方法

なんとか息子の結婚を受け入れたいと思えたあなたは、以下のSTEPを実践してみましょう。

STEP.1
仲良くなろうとしない
そもそも嫁姑とは犬猿の仲です。

「仲良くしよう」「大切にしよう」と思うことをやめましょう。そうすれば少し距離が保て、嫌なところも目につきにくくなります。

STEP.2
枠にとらわれない
嫁・姑という枠にとらわれるのをやめましょう。

嫁だと思うから「やってもらえない」ことに不満がでます。しかし、赤の他人だと思っていれば「やってくれたこと」に感謝出来ます。

STEP.3
環境は変わる
ずっと今の環境は続きません。

急に結婚相手を紹介され、寂しかったり、腹立たしかったり。しかし、その感情はずっとは続きません。実際に結婚してしまえば顔を会すこともそれほどありませんし、あなたの生活も変わります。また孫が出来れば、また違った感情もうまれるはずです。思いつめずに、「過ぎ去る」のを待ちましょう。

STEP.4
判断基準を変える
「正しい」という判断基準を捨てましょう。

「嫁が悪い」「自分が正しい」と思っているうちはよい方向へは向かいません。

STEP.5
他人は変えられない
自分は変われる。

どいうしても関係がうまくいかない時や、腹が立つ時は、自分の考え方や態度変えましょう。他人を変えることは簡単ではありません。また、変えようとして変わらないと余計に腹が立つものです。

STEP.6
愚痴をやめる
  愚痴は感情を定着させる。

同じことを繰り返し言うと、その言葉は感情に定着してしまいます。そしてどんどん潜在意識にしみ込んでしまい、あなたを支配するようになるのです。

STEP.7
悩むのをやめる
脳は一度悩むとずっと悩む癖がある。

悩めば悩むほど、悩みは深くなってしまいます。考える事をやめれば、自然と悩みはなくなります。

【いまこと。】~今あなたがすべきこと~

息子の嫁は他人です。いきなり家族になんてなれるわけがありません。

それをいきなり「娘」と思おうとしたり「親面」をしたりするからうまくいかないのです。

喜怒哀楽を共にし、長い年月をかけて親子になれるのです。今すぐ親子になろうとする必要はありません。ただし関係をこじらせてはいけません。他人ですから、一度もめてしまうとそうそう関係の修復は出来ません。

まずは距離を保って「他人」だと認識し、やってくれたことだけに感謝する気持ちでいましょう。

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